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  • 父の棺に焼きそばを

    ¥2,200

    植野広生  著 小学館 生と死のあわいに食がある 植野さんの美味しい家族のはなし 涙ひとさじで塩味増し 賞味期限は永遠 ――春風亭一之輔氏 食の雑誌「dancyu」の名物編集長として、筆者は全国津々浦々の「旨い」を追いかけてきた。 しかし、その味を、父と母には土産話としてしか届けられず。編集長を退き、いよいよ親孝行を…… そう思った矢先、父の胃癌が判明。リウマチを患う母も施設に入所した。 「おかめや」の焼きそばに平目のエンガワ、そしてたらちり。 急に遠くなってしまったふたりを思うなかで、筆者がよすがとしたのは、食の記憶だった。

  • その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱

    ¥1,870

    高橋久美子 著 ミシマ社 「実家の畑を、太陽光パネルにしたくない」 愛媛出身、東京在住。 闘いの狼煙をあげたものの、立ちはだかる壁の数々! これぞ、現代日本の課題そのもの… 現実はあまりにもすごかった! ミシマ社創業15周年記念企画 「おまえは東京におるんじゃけん関係なかろわい」by 父 農地は負の遺産と考える父親世代、中・小規模農家の経済的な厳しさ、農地を持っている人しか農地を買えない法律、急増する猿や猪の畑荒らし、子孫を残せない「F1種」の種、体調を悪くする農薬散布、足並みを揃えることを最優先する町の雰囲気…etc. 未来に後悔をしないため、まずは知ること、動くこと。 「変わり者」と言われても、高橋さん家の次女はゆく!

  • わたしの農継ぎ

    ¥1,980

    高橋久美子 著 ミシマ社 稼ぐためではなく、風景や知恵や種を、受け継ぐために。 地元(愛媛)では農、東京では作家。 チームで畑をして、ときにバンド活動も。 模索した、新しい農のかたち。 農業にかぎらず、あらゆる分野で継承の問題に奮闘する方たちへ贈る一冊。 ――本文より―― その人の人生の一部に土があるということ。それは農業うんぬんの前に、生きることや生命のルーツを知ることにもなると思う。自分の食べるものを自分で採取するという行為は、あまりにも現代人の生活に欠けていて、それなのにあまりにも生物の根本だった。 畑は、本当は世界で一番豊かな作業場だ。忘れがちだけど、宇宙にいつも触れることができるのだから。さまざまに五感を刺激され、それを音楽とか詩に昇華し、畑帰りに曲を作り歌う日もある。 私たちのように職は別に持ち、自給自足+αを目指して活動する農家が、もっといてもいいはずだ。そして、やれなくないよ、とここに記したい。

  • はい、移民です。文句あるかい? ひとりの帰化者の日本文化雑考

    ¥2,200

    著者 マイク・モラスキー 著 光文社 八年前のある日に、私は一応「日本人」になった。つまり、帰化することによって日本国籍を取得したわけだ。そして、日本の法律に従い、さっそくアメリカ国籍を放棄する手続きに乗り出した。 もちろん、法律上「日本人」になったとはいえ、依然として風貌は欧米人、話す日本語は立派に訛っており、歩き方やボディランゲージは普通の日本人とは違うようだ。そのため、大半の国民から見れば、私は「ガイジン」に変わりない。あるいは、「日本国籍を持つガイジン」と見なす人もいるかもしれない。それでも、帰化してから現在に至るまで、一度もその決断を後悔したことはなく、周囲の友人・知人は素直に祝福してくれたので、なおうれしい。(本文より) 「移民問題」って私のこと? ――寅さん、昭和、テレビ、夏目漱石、落語、野坂昭如、ブギウギ、赤線、溝口健二、将棋、尺八、ブルース・リー&大山倍達、熱海、そばvs.ラーメン、伊丹十三、カストリ雑誌、東京オリンピック、市川崑、井上ひさし、スマホ、女性ファッション誌、五木寛之etc. マイク・モラスキー 2018年に日本国籍を取得。20代は主にフリーターとして東京で暮らしながら、ジャズクラブで下手なピアノを弾き、恥をかく。30歳でアメリカに帰国し、大学院に入る。1994年にシカゴ大学大学院東アジア言語文明研究科博士課程修了(日本文学)。その後、約30年間にわたり日米両国の大学で教鞭を執り、2024年5月より早稲田大学名誉教授(本人は「不名誉教授」と自称)。著書に『ジャズピアノ(上・下)』(岩波書店、2024年芸術選奨文部科学大臣賞)、『戦後日本のジャズ文化』(青土社、岩波現代文庫、2006年サントリー学芸賞)、『ピアノから聴くマイルス・デイビス』(岩波新書)、『日本の居酒屋文化』(光文社新書)、『呑めば、都』(ちくま文庫)、『ひとり歩き』(幻戯書房)などがある。

  • この家で死にたいと母は言った 親を自宅で看取るということ

    ¥1,980

    澤田 康彦 著 集英社 「大切な人をどう送るか」「しあわせな最期とは?」を問いかける感動作!! 『暮しの手帖』元編集長・澤田康彦による「在宅死」を選んだ母と息子の、やさしくてあたたかい別れの記録 ある日、実家(滋賀県東近江市)でひとり暮らす91歳の母(愛称ひいちゃん)がステージ4のがんと宣告された。「まあまあ元気」と思っていた母の命のカウントダウンが突然始まった。 「自分の家がいいんよ、どこにも行きたくない……」。住み慣れた家に最期までいたいと遠慮がちにつぶやくひいちゃん。在宅医療? 緩和ケア? 介護保険制度? 知識のない息子は「いっぱいいっぱい」になりつつも訪問看護師、ホスピス医、ヘルパーの力を借り、家族や友人を巻き込んで母に寄り添い続ける――。 母との二人きりの時間、残されたノートやアルバムを通して、昭和・平成を生きた人の人生が浮かび上がる。

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