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ながい窖
¥2,200
手塚 治虫:著 解説:四方田 犬彦, 本浜 秀彦, 李鳳宇, 神谷 丹路, 林 晟一, 李英美 法政大学出版局 手塚治虫の全集未収録作『ながい窖(あな)』。戦前から戦後にかけての在日朝鮮人の姿を通し、忘却された歴史や差別の実態を克明に描き出した1970年初出の重要作が、原稿からの再スキャンにより待望の復刻。漫画研究のみならず朝鮮近現代史等の歴史学的視点も交え、作品の時代背景を精緻に紐解く80頁の解説を付し、手塚治虫の現代性を捉え直す。 解説 差別を見つめる人 手塚治虫 【四方田犬彦】 単線的な手塚像の修正を迫る作品 【本浜秀彦】 強く日本人であること 【李鳳宇】 在日コリアンと日本社会 【神谷丹路】 まっとうな世界への序曲 【林晟一】 「朝鮮人」の物語を今読むということ 【李英美】
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ハイファに戻って/太陽の男たち
¥1,078
ガッサーン・カナファーニー 著 黒田 寿郎 訳 奴田原 睦明 訳 河出文庫 二十年ぶりに再会した息子は別の家族に育てられていた――時代の苦悩を凝縮させた「ハイファに戻って」、密入国を試みる難民たちのおそるべき末路を描いた「太陽の男たち」など、不滅の光を放つ名作群。 著者 ガッサーン・カナファーニー (カナファーニー,G) 1936年パレスチナ生まれ。12歳のときデイルヤーシン村虐殺事件が起こり難民となる。パレスチナ解放運動で重要な役割を果たすかたわら、小説、戯曲を執筆。72年、自動車に仕掛けられた爆弾により暗殺される。
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懐かしい未来―ラダックから学ぶ
¥1,100
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ著 鎌田 陽司監訳 ヤマケイ文庫 近代化の嵐のなか、環境破壊や自然破壊、地域社会の崩壊にどのような未来を描けるかをヒマラヤの辺境ラダックから学ぶ。 本書は、1975年、スウェーデンの言語人類学者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジが、小チベットと呼ばれるヒマラヤの秘境、インド北部のラダック地方を訪れ、そこで目にした自然と調和した合理的な生活が近代化の名のもとに変貌していく姿を綴った記録である。 世界40カ国で翻訳されて話題を呼んだ名著の増補改訂、文庫化。 グローバリゼーションのなかで推進される環境破壊や自然破壊、地域共同体の崩壊に、どのような新たな未来が描けるのか模索する。 「文庫のための追記」でラダックの最新の現状、変化について詳細に解説。
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あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々
¥1,210
著者:寺尾紗穂 中公文庫 第二次大戦以前、日本の植民地だったパラオ。そこには「南洋庁」という役所があり、日本からの移民と現地島民が織りなす「暮らし」がたしかにあった──。 当時パラオに赴任した作家・中島敦の小説をきっかけに、著者が当時の南洋諸島に興味を持ち、実際にパラオへ赴き、日本統治時代を知るお年寄りを訪ねて、当時のエピソードを収集した歴史ルポルタージュ。 著者はパラオだけでなく、パラオからの帰国者が集団で移住した宮城県蔵王町の北原尾や、宮崎県小林市の環野にも赴いて、当時の証言を集めた。 戦中派が世を去って歴史の記憶が薄れる今こそ、広い世代に読まれるべき貴重なエピソードが詰まった一冊。
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メガホンとペンライト 韓国の「騒ぎながら民主主義」
¥2,420
著者 キム・キョンファ 皓星社 社会は「デモ」で変えられる。日韓の比較から考える、政治と文化の交差点。 2024年冬、韓国で起きた非常戒厳令事態に対して、尹錫悦元大統領の弾劾を求めるデモには100万人を超える市民が参加した。広場にはペンライトの光とユニークな旗が溢れる多層的な連帯の光景が広がり、新しいデモの形として注目を集めている。 人から人へ思いをつなげる「デモ」という手段は、どのように拡張され、どのように社会を変えてきたのか? 「デモに出た方が精神的に救われた」というメディア人類学者の著者が、日韓を合わせ鏡として民主主義の果てない途上を読み解く。
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漫画で知る「戦争と日本」 – 壮絶!特攻篇 –
¥2,200
漫画: 水木しげる 解説: 吉田裕 マガジンハウス 今、漫画で”戦争”のこと、学び直してみませんか? 子どもから大人まで。 100分でわかる戦争の正体。 1945年8月15日に終結したアジア・太平洋戦争での日本人戦没者310万人。 その91%は1944年〜1945年8月15日の間に亡くなっています。 敗北が決定的であったにも関わらず、日本はどうして戦争を続けていったのでしょうか。 そこにあった国力を無視した誤った戦争指導、補給を軽視した軍事思想、天皇という存在とその影響、日本的組織が抱えていた問題点、生き延びても敵前逃亡罪で銃殺、「処置」という名の殺害、掠奪、襲撃、最後のバンザイ突撃、大和魂… そして、ニッポンはなぜ特攻や玉砕を決行するに至ったのか? 従軍経験者・水木しげるが遺した凄惨な戦争マンガと、一橋大学名誉教授・吉田裕の詳細な解説で学ぶ、読みついでいきたい戦場とニッポンの姿。 水木しげるが最下層の兵士として従軍し、爆撃を受けて左手を失ったニューブリテン島ラバウル、アジア・太平洋戦争で戦場となった中国・硫黄島・沖縄を描いた戦記漫画7作品に加え、戦地がひと目でわかる地図と、研究者による詳細な解説付き。 多視点から日本の戦争について学べる一冊です。 また、全世代が読めるよう基本総ルビ表記。素晴らしい画を堪能するための大きな判型。保存に適した良質な紙を使用しました。 [漫画作品] ・鬼軍曹?それは何だったか? ・波の音 ・ああ天皇とボクの五十年 ・姑娘 ・白い旗 ・沖縄に散る ーひめゆり部隊哀歌ー ・壮絶!特攻(貸本戦記漫画作品) [解説]吉田裕(一橋大学名誉教授) ・孤立するラバウル ・天皇と軍隊 ・中国での戦い ・アジア・太平洋戦争と日本軍捕虜 ・敗戦、日本的組織の問題点 戦争は人間を悪魔にする。
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漫画で知る「戦争と日本」ー敗走記篇ー
¥2,200
水木しげる マガジンハウス 日本が起こした戦争のこと、知ってますか? 1945年8月15日に終結したアジア・太平洋戦争での日本人戦没者は、 310万人[軍人・軍属230万人(日中戦争を含む)、民間人80万人]。 軍人・軍属戦没者230万人のうち、約60%が広義の餓死・戦病死と推定されるという(日露戦争の戦病死者の割合は26.3%)。近代の戦争では軍事医療の進歩によって、時代が進むにしたがって戦病死者数が減少するのが一般的なはずなのに…。 ではなぜ日本軍は戦地で大量の戦病死者(餓死者)をだしたのか? 行き過ぎた精神主義、古兵の許されざる私的制裁、深刻な食糧難、マラリアの蔓延、医薬品不足、栄養失調、神経衰弱、戦争神経症… 従軍経験者・水木しげるが描き遺した日本軍の姿と戦場のリアル。 「水木が作品の中で描きたかったのは、兵士たちの「死にざま」の無残さであり、その死を生み出した陸海軍の独特の体質だった。」 解説:吉田裕(一橋大学名誉教授 日本近現代史研究)
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「中国への戦争態勢」は誰のための何のためのものなのかー東アジアでの戦争を止めるためにー
¥1,300
高井弘之 著 第四企画 目次 第一章 日米による「中国への戦争態勢」―敷設される「戦争への導火線」― (1)沖縄から西日本・全国へと拡大する「軍事態勢―軍事拠点化」 (2)対中国「日米共同戦争計画」 (3)日米NATOによる「対中国軍事包囲網」の構築 (4)「台湾有事」とは何か 第二章 戦争態勢構築は誰のための何のためのものか (1)アメリカの対中姿勢の転換 (2)「戦後の国際秩序」とは何か (3)グローバルサウスの台頭と「欧米日」の後退 (4)「欧米の世界支配500年/日米欧の東アジア支配150年」の歴史的転換期 (5)誰のための何のための戦争か―西側・帝国主義国の「世界支配維持」への欲望― 第三章 「中国脅威論」とは何か―その克服・解体への視座― (1)「中国脅威論」によって推進される大軍拡 (2)「専制 対 民主主義」の偽装で行なわれる「中国包囲網」 (3)「人権・人道」の名で行なわれる侵略戦争―「東西対立」終焉後の米・NATOの軍事侵略― (4)「反中国」構築手段としての「人権・人道・民主主義」 (5)中国を「無法者」に仕立て上げる日米欧―南沙諸島問題から見えて来るその「からくり」― (6)「米国の対中姿勢」と「中国の対米姿勢」―その顕著な違い― (7)中国の「国際秩序―世界」への姿勢 (8)主観的「中国脅威論」を解体し〈平和と共生の東アジア〉を! 第四章 東アジアでの戦争を止めるために―〈平和と共生の東アジア〉に向けて― (1)「植民地主義の克服・解体の道程」としての歴史的現在 ―バンドン会議・非同盟運動・ブリックス その共通する視座― (2)「大日本帝国150年」からの歴史的大転換を! (3)「中国包囲網」から脱してアジアの平和の実現を! 戦後日本国家は、自らの侵略・植民地支配を深く反省することも、その侵略責任・支配責任を 果たすこともないまま、いま、新たな戦争体制を構築し始めている。中国への攻撃態勢であるそれは、 いまや、臨戦態勢の域にまで達している。 近代日本国家は、150年ほど前に東アジアに登場して以来、周辺諸国への軍事侵略―占領を次々と展開し、 膨大な数の人びとを殺戮―支配し、アジアの大国となっていった。 この長い期間、日本は、アジアの人々・国々に対する支配者・加害者として、独自に、あるいは欧米列強と 共に、東アジアを軍事的・経済的に侵略し、人びとの命と平和を奪って来た。 現在、進行している「中国への戦争態勢構築」は、この近代日本国家・大日本帝国の軌道の延長上にあるものだ。 昨年秋の「高市発言」は、米国と共にではなく、単独でも、中国との戦争を始めるという宣言の意味を持つ。 各世論調査では、その「高市発言」を撤回する必要がないという意見が7割近くに達している。 かつて、日本が中国への侵略・支配を拡大していったとき(1937年)、日本の政府・メディアは、「暴支膺懲」 (暴虐な中国を懲らしめる)のスローガンを発し続けた。中国側の当然の抵抗行為を「暴虐・横暴」とし、 だから、「膺懲」するのだとして、自らの行為を正当化し、国民の戦意を煽った。 そして、多くの国民が、このスローガンとそれに基づく軍事行動を支持し、侵略への挙国一致体制がつくら れていった。この「日本政府と日本国民」だけの閉じられた空間には、問題の――現実の根本にある自らの 侵略行為への視線は、存在していなかった。 いま日本では、中国への敵対意識を煽る発言ばかりが溢れ、なぜ中国が「高市発言」に強く抗議しているのかを、 中国の立場に立って知ろうとする姿勢は、ほぼ、存在していない。問題の発端―起点がこの「発言」にあること さえ忘れられ、対中「挙国一致体制」の完成へと走っているようだ。 世界への窓を閉じた偏狭な「日本空間」の中で、独りよがりの「自己正当化」の主張だけが声高に発せられて いる状況に、いま、日本社会はここまで来ているのかと暗澹とし、恐怖さえ覚える。 しかし、手をこまねいているわけにはいかない。この状況とそのさらなる進展を私たちは止めなければならない。 そうしなければ、私たちは再び、中国―アジアの人びとに対する加害者となり、ここ東アジアに住む私たちの 暮らしも命も失われる。 私たちは、近代日本150年の歴史を内省的に総括し、「対中戦争準備」を阻止し、今度こそ、日本を、東アジアの 平和を実現する側の国へと変えなければならない。 いまのこの状況に抗い、戦争を止めたいと願っている方に、そして、そのための活動をしている方がたに、 この小著が少しでも役立つことを願う。
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満州事変 政策の形成過程
¥1,804
緒方 貞子 著 岩波現代文庫
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絶望しかけた女子のための世界史
¥2,530
ティチュー・ルコック 著 鳥取 絹子 訳 大和書房 フランスで話題のベストセラー日本上陸! 最新研究と埋もれた史実から、 世界史の大前提を根底からアップデートする一冊。 絶賛! 組織開発コンサルタント 勅使川原真衣氏 ライター 武田砂鉄氏 歴史を学んだとき、 あなたはこう思いませんでしたか? 「昔の女性は従属し、時代とともに少しずつ解放された」 ――そんなシンプルな物語。 ・ ・ ・ でも、本当の歴史はもっと複雑で、もっと面白い。 声を上げ、創造し、闘った女性たちが確かに存在したのに、 その姿は長い間、見えなくされてきました。 ・ ・ ・ この本は、その「見えなかった歴史」に光を当て、 世界の見方をひっくり返す旅へと、 あなたを誘います。
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お金儲けしない経済学 食べものから考える〈共〉のしくみ
¥1,089
平賀 緑 著 岩波ジュニア新書 深刻化する戦争、気候危機、広がる格差…。行き詰った資本主義を乗り越えるしくみとは? 「食べものから学ぶ」シリーズ完結編。 経済学は何を忘れたまま「経済成長」を目指してきたのか。料理や家事、自然環境など「お金儲けしない」領域を見直してみたら、じつは私たちの生活も経済も支えている、人も自然も壊さない「経世済民」の考えや実践が存在していた。企業任せでも、政府任せでもない、私たちの〈共(コモン)〉の仕組みを考えよう。
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月刊『地平』2026年8月号
¥1,100
SOLD OUT
第1特集:教育と平和 第2特集:戦後でありつづける――不戦の百年へ 2 第3特集:脱石油文明論
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月刊『地平』2026年4月号
¥1,100
第1特集:社会運動から再起動する 第2特集:大震災15年——何を変えられなかったか
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誰にも言わないと言ったけれど
¥3,300
ジェームズ・H・コーン 榎本空/訳 新教出版社 「黒人の炎」を受け継ぐために── 黒人神学の泰斗、その人生のすべて 黒人が主体となり、人種差別からの政治的・社会的・霊的解放をめざす「黒人解放の神学」。その生みの親として、現代神学史に後退不可能な一歩を刻み込んだ神学者ジェイムズ・H・コーン(1936?2018)の最後の著作がついに邦訳刊行。 過酷な人種差別の経験、黒人神学者としての使命と苦難、キング牧師やマルコムX、ジェイムズ・ボールドウィンら先人への思いまで、その人生のすべてが明かされる。 気鋭の黒人神学者コーネル・ウェストによる序文付き。 【主な目次】 コーネル・ウェストによる序文 はじめに 1 抑えられぬもの──仮面を脱ぎ捨てて 2 主のなされたこと──黒人神学とブラック・パワー 3 あなたもあそこにいたなら──黒人解放の神学 4 主が私の名を呼んだとき──批判者から学ぶ 5 主が私の魂を救ったとき──生徒から学ぶ 6 足が動き出し、物語が始まる──十字架とリンチの木 7 歌が始まり、声が響き渡る──ボールドウィンから学ぶ おわりに 謝辞 訳者あとがき
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歴史学者、ガザに潜入する
¥2,860
ジャン=ピエール・フィリユ 著 堀 千晶 訳 河出書房新社 人道地帯の実態、食料事情、女性たちの状況、そして現場ではハマースがどのようにみられているのかなど、瓦礫のなかの苛烈な生に迫り、世界を震撼させた比類なき衝撃のルポルタージュ。 ガザの人々は、 自分たちが世界から見捨てられているのを知っている――。 2024年12月19日深夜、私はイスラエル軍のジープに先導され、徒歩でガザに踏み入れた。約1ヶ月間の滞在で私が目撃し経験したものは、これまでの情報がまったく役に立たない壮絶な事態だった。「人道地帯」の実態、増え続ける死体、食糧事情や衛生状態、物資を狙い跋扈するギャングたち、女性たちの置かれた状況、そしてハマースがガザでどのように見られているのか……。中東近現代史の第一人者が、暴走する支配者たちの欲望とテクノロジーに支えられた「殲滅戦争」の実態を克明に観察し、ガザの人々の声を丹念に集めた衝撃のルポルタージュ。 著者 ジャン=ピエール・フィリユ (フィリユ,ジャン=ピエール) フランスにおける中東現代史の第一人者。仏外務省で20年以上に渡って中東政策を担当後、現在はパリ政治学院で中東問題を教える。著書『中東 世界の中心の歴史 395年から現代まで』(中央公論新社)ほか。
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東南アジアを学ぶ人のために
¥2,420
中西 嘉宏 編 野中 葉 編 世界思想社 躍動する7億人の〈現在地〉 急成長する経済、都市の熱気、揺らぐ政治情勢、植民地の記憶。 多様性に富む社会は、次々と新しい姿を見せている。 日本との関係が深まるいま、東南アジアの必須知識がわかる入門書。 --------- 日本にとって、政治や経済など多方面で関係が深まりつつある東南アジア。 コンビニで店員さんがベトナムやインドネシア出身の人でも、もう珍しくない。 それなのに、私たちはまだまだ彼らのことを知らない。 経済成長の勢いも、社会変化のスピードも、日本よりずっと早くて元気だ。 ASEANによる地域統合で、経済の自由化と外交上の連携も進み、 いまや世界の注目を集める存在となった。 東南アジア社会は多様性に富み、自然環境も豊かで、魅力にあふれている。 もっと知っていいはずだ。 なぜなら「ご近所さん」としてともに生きる国々だから。 本書で東南アジアの基礎を学ぶことは、 これからの時代をともに生きるためのたしかな手がかりとなるだろう。 --------- 本書の特長 ◦東南アジアの歴史・自然・社会・政治・経済、そして日本との関係を一冊で俯瞰 ◦各分野の第一線で活躍する研究者が、その知見をわかりやすく解説 ◦現地での経験やエピソードを交え、臨場感のある読み物としても楽しめる ◦もっと学びたい人のための必読文献リスト付き
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パレスチナ実験場 世界に輸出されるイスラエルの占領技術
¥3,960
アントニー・ローウェンスティン 著 河野 純治 訳 岩波書店 イスラエルは、占領下のパレスチナを兵器や監視技術の実験場として利用し、それらを各国に輸出して世界の紛争・弾圧に加担している。秘密文書、貴重なインタビュー、現地取材を通じてベールに包まれた究極的な支配モデルの実態を暴き出し、イスラエル式のエスノナショナリズムが拡散しつづける恐るべき未来への警鐘を鳴らす。 序 章 第一章 欲しがる者には誰であれ武器を売る 第二章 九・一一はビジネスにとって好都合だった 第三章 平和の芽を摘む 第四章 イスラエル式の占領を世界に売りこむ 第五章 イスラエル式の支配という根強い誘惑 第六章 スマホの中枢に潜むイスラエルの大規模監視 第七章 ソーシャルメディア企業はパレスチナ人を嫌う 結 論 謝 辞 解 説(舩田クラーセンさやか) 読書案内 注 釈
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国のために死ぬのはすばらしい? イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論
¥1,650
ダニー ネフセタイ 著 高文研 イスラエルの元空軍兵士だった著者が、退役後、バックパッカーとなってアジア諸国を放浪の旅に出た。以来40年近くを日本で暮らしている。 家具作家の著者は、「世の中を良くすることも物づくりをする人間の使命である」という信条をもち、戦乱の絶えない祖国イスラエルを批判、「3.11」後の日本で脱原発の道を進むことを願い、活動をつづけている。 本書は2部構成で、第1部は「イスラエル出身の私が日本で家具作家になった理由」として、著者の生い立ち、イスラエルの愛国心教育、軍隊経験を中心に、日本に根を下ろすまでを描いた。 第2部は「私はなぜ脱原発と平和を訴えるのか」として、本業の家具製作のかたわら、平和運動・脱原発の活動を通して仲間と出会い、イスラエルと日本のより良い未来のための提言をまとめた。
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在日朝鮮人ってどんなひと? 中学生の質問箱
¥1,760
SOLD OUT
徐京植 著 平凡社 現代社会の情報過剰で全体像がとらえにくい問題を、テーマごとにまるまる一冊、中学生目線の素朴な疑問に第一人者が答える形でひも解いてゆくシリーズ。
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これから大人になるアナタに伝えたい10のこと 自分を愛し、困難を乗りこえる力
¥1,650
サヘル・ローズ 著 童心社 戦争に人生を翻弄され、養母とともに来日してからも、貧困やいじめに苦しんだサヘル・ローズ。 幼少期から積み重なった辛い経験は、心に大きな穴を空けてしまったといいます。 けれど、さまざまな出会いを経て、彼女は自分の心の形を愛し、笑顔で前を向けるように。 暗闇と孤独の中を生き抜いてきたサヘル・ローズが、悩みの中にいる子どもたちの孤独や痛みに寄り添い、「大丈夫」と元気づけ、自分らしく生きていくためのヒントを語ります。 また彼女は、世界中を旅し、紛争で難民となった人びと・貧困に喘ぐ人びとに会いに行き、支援する活動を続けています。祖国を追われ、貧しさの中で喘いでいる世界中の人びとの現状を知り、自分の心に引き寄せて見つめていきます。 その旅は、幼き日の自分を救うための旅でもありました。 旅の中で世界の現実を目の当たりにし、彼女がたどり着いた「真実」とは? 未来の大人に向けて、自分を愛し、他者と手を取り合って生きていくヒントが詰まった、サヘル流「人生指南書」。
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クィアのカナダ旅行記
¥1,760
水上 文 著 柏書房 日本の同性カップルが「難民認定」された国で、 わたしが手にしたたくさんの問い、そして言葉。 日本と違って20年前から同性婚ができて、「LGBTQ先進国」と言われるカナダ。先住民や有色人種への差別が残り、パレスチナ解放をめぐって揺れ動いてもいるカナダ。二度の滞在をもとに、そしてバックラッシュが強まる日本の政治的状況を踏まえながら、その今を記録した著者初のエッセイ集。 “わたしたちはここにいる、わたしたちはクィアだ――でも、どうしたら伝わるだろう? 目の前に存在しているにもかかわらずしばしば「見えない」存在にされてしまう/「見えない」存在であることを強いられてしまう時、確かに「ここにいる」と、どうしたら伝わるのだろう。わずかな時間ではあるもののカナダに滞在している間、そして日本に帰ってきてからずっと、わたしは「見える/見えない」存在について考えているような気がする。”(本文より) この旅行記は、ひとりのクィアの経験を綴ったにすぎない。それでも、そのひとりの経験になんとか「言葉」を与え、分かち合うことを通じて、見えてくるものがあるはずだ。
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密航のち洗濯 ときどき作家
¥1,980
宋 恵媛 文 望月 優大 文 田川 基成 写真 柏書房 1946年夏。朝鮮から日本へ、 男は「密航」で海を渡った。 日本人から朝鮮人へ、 女は裕福な家を捨てて男と結婚した。 貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。 朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。 1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。 「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」 「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」 植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。 この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。 蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京―― ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。
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イスラエル=アメリカの新植民地主義――ガザ〈10.7〉以後の世界
¥2,750
著:ハミッド ダバシ/(早尾 貴紀 訳) 地平社 2025年6月3日発売 〈10.7〉以後、私たちは共犯者となった パレスチナ虐殺を目の当たりにしながら、私たちは何もできないままなのか――。故エドワード・サイードの同志で思想的継承者のハミッド・ダバシが見出した新たな「抵抗」の可能性。世界は植民地主義に加担し、「占領」「統治」「戦争」などといった概念は転倒する。ヨーロッパ中心主義的な「理性」を徹底的に批判した論説集。 もくじ 訳者まえがき(早尾貴紀) 日本の読者へ 1 欧米はいかにイスラエルを「再発明」しているのか 2 イスラエルのプロパガンダ主要10点を論駁する 3 「川から海まで」のスローガンを取り戻す 4 米国の大学キャンパスにおけるパレスチナ支援活動を弾圧するシオニストの努力が無駄に終わる理由 5 イスラエルの対ガザ戦争にはヨーロッパ植民地主義の歴史全体が含まれている 6 ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した 7 対ガザ戦争は、パレスチナ解放神学と福音派シオニズムの対立を浮き彫りにする 8 評論家たちはいかにフランツ・ファノンの遺産を歪曲しているか 9 ヘーゲルの人種差別的哲学がヨーロッパのシオニズムに与えた影響 10 米国大統領選:バイデンとトランプは殺人コインの表裏である 11 フランチェスカ・アルバネーゼを恐れるのは誰か? 12 イランの反撃はイスラエルに警告を与えたが、焦点は依然としてガザにあるべき 13 欧米はパレスチナの教育に対するイスラエルの攻撃に直接責任がある 14 米国大学キャンパスにおける抗議運動――エドワード・サイードは、この瞬間を大切にしたことだろう 15 ヒラリー・クリントンは大学キャンパスの抗議という潮の変わり目がもつ倫理的な力を理解できない 16 ガザでのジェノサイドは国外イラン人の反体制派の終焉をいかに決定づけたか 17 老化したバイデンとリベラル帝国主義の危機 18 ドナルド・トランプ暗殺未遂はアップルパイ並にアメリカ的だ 19 バイデンと同じくカマラ・ハリスはイスラエルの大量虐殺に全面賛同している 20 コリー・ブッシュが人種差別と植民地主義の勢力に立ち向かった 21 ハイファの隠された歴史が、静かで美しいパレスチナ映画のなかに姿を現す 22 なぜイランはイスラエルに報復してこなかったのか? 23 タナハシ・コーツはいかにしてリベラル・シオニズムから脱却したか 24 米国大統領選挙で、なぜ有権者はファシズムと大量虐殺的シオニズムのどちらかを選ばなければならないのか? 25 ニューヨーク・タイムズ紙は、反ユダヤ主義を報じても、ジェノサイドには触れない 26 ジミー・カーター、歴史の流れを変えたピーナッツ農家 27 ガザ・ジェノサイドの余興――テルアビブで『ロリータ』を観る 28 仮面は外され、そしてトランプとイスラエルは地球を不動産に変えた 29 イスラエルとアメリカの蛮行が歴史の負け組にあることを示す四冊の本 30 マフサ・アミーニーの抗議はイラン政権と反対派、双方の失敗を露呈した 31 トランプが異常なわけではなく、外国人嫌悪はアップルパイ並みにアメリカ的なのだ 訳者あとがき(早尾貴紀) ハミッド・ダバシ 米国コロンビア大学教授。専門は中東研究・比較文学。「イランのサイード」と称される。1951年、イラン南西部アフヴァーズ(イラク隣接州の州都)生まれ。76年、米国ペンシルヴェニア大学に留学、博士号を取得(文化社会学とイスラム学)し、89年より現職。 早尾貴紀 (訳) はやお・たかのり 東京経済大学教授。パレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。ヘブライ大学客員研究員(2002-2004)。共訳に、ハミッド・ダバシ『ポスト・オリエンタリズム』(作品社)。
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月刊『地平』2026年5月号
¥1,100
月刊『地平』2026年5月号(4月6日発売)
