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朝鮮植民者 ある明治人の生涯

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著者 村松武司

生まれ故郷を出奔した男の目に、植民地・朝鮮は無限の可能性を秘めて映った。
3代目植民者として「京城」に生まれた孫に、この初代植民者の祖父・浦尾文蔵が赤裸々に語った波乱の生涯。
その語りが、当時の日本人の生活と内面を浮き彫りにする。
戦後80年、知られざる名著を、充実の解説を加えて装い新たに刊行。

目次
この本の読者へ 1

Ⅰ 朝鮮に渡る  9
半日本人・半朝鮮人 〈植民者の眼 Ⅰ〉 11
西南戦争の記憶/離郷/奥村五百子/日清戦争への従軍
姉のこと/妻帯/朝鮮人蔘を商う/朝鮮人蔘

Ⅱ 古き朝鮮の崩壊 49
植民者の野心 〈植民者の眼 Ⅱ〉 51
礼節の国/化粧をする男性/李朝の官吏/虐げられた女性
王家の虐殺/去勢した宮廷人/木炭屋と電気鉄道
贋金をつくる/追放/玄海灘の郵便船/日露戦争・ふたたび朝鮮へ
日露戦争のあと/妻の死/厭世/再出発

Ⅲ 「日韓合併」と蜂起 103
植民者の故郷喪失 〈植民者の眼 Ⅲ〉 105
総督府の郵便局/再婚/反日蜂起/辞職/金貸業をはじめる
道長官と国旗/東京に遊ぶ

Ⅳ 朝鮮と「満州」 131
地平線の植民者 〈植民者の眼 Ⅳ〉 133
木材商となる/欧州大戦後の不景気/破産/恋/逆境にあがく
村上浪六と「おでん屋」/「満州」へ/カフェー経営
鴨緑江の筏夫/朝鮮人と中国人/朝鮮へ戻る

Ⅴ 日本の破局 179
鞭と哀号 〈植民者の眼 Ⅴ〉 181
軍需化する工場/「内鮮一体」のために/土着の夢
変わりはてた「内地」/消えた空想

Ⅵ 追放 213
父の国と母の国 〈植民者の眼 Ⅵ〉 215
無条件降伏/財産没収/総引揚げ

葬られぬ植民主義 243
記録ができあがるまで/歴史の補助線としての「朝鮮」
日本人植民者とフランス人コロン/奪われた「時」
キイ・ワード、「日本」と「朝鮮」/作家・小林勝の「朝鮮」
「差別」の二重性/ある朝鮮人の「創氏改名」
新たな「出会い」のために

後記 269

解説
浦尾文蔵の京城と村松武司の「京城」 松井理恵
後ろ暗さを正面に引き据えて 斎藤真理子
加筆・不採用・改変箇所の例
村松武司 (ムラマツタケシ) (著)
1924年、朝鮮「京城」(現ソウル)に三代目の植民者として生まれる。
戦後、井出則雄と出会い『現代詩』『造形文学』を編集。自らも作品を発表する。大江満雄や秋山清、鶴見俊輔、岡本潤、植村諦等と交流を持ち、1964年に井出の後を継いでハンセン病療養所「栗生詩話会」『高原』の選者となる。
生涯、ハンセン病文学・朝鮮問題に寄り添い続けた。
1993年永眠。著書に『朝鮮植民者─―ある明治人の生涯』『遥かなる故郷─―ライと朝鮮の文学』遺稿集『海のタリョン』ほか詩集多数。

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